はじめに:医師の給料、インフレで目減り?
医師として働きながら、将来の資産をどう守るか——インフレ時代に気になる課題ですよね。人生実験室を運営する医師、Dr.Crescentです。医師の給料は安定しているものの、保険点数の制約で実質賃金が目減りする中、資産運用が鍵。私は独身時代から投資を始め、マイクロ法人を活用して非常勤医師として自由に働いています。この記事では、マイクロ法人と資産設計をテーマに、医師の職業を活かした資産運用法を解説。複利の効果で、家庭と育児を大切にしながら、インフレに強い生活を目指しましょう!
医師の給料:インフレで実質目減り
医師の働き方は、保険診療、自由診療、企業雇用の3つに大別されますが、ほとんどの医師は保険診療に従事。デフレの日本では、物価が上がらず通貨の価値が高く、準公務員的な給与の医師は有利でした。しかし、近年はインフレに突入。おにぎり1個が10年前の100円から150円になった今、1000万円の給料は実質700万円弱に。保険点数は社会保障費の圧迫で上がりにくく、医師の給料は良くて横ばい。インフレで通貨の価値が下がる中、医師の経済的魅力は薄れつつあります。それでも、医師には強みがあります。20代半ばから初期研修で年収800万円、後期研修で1000万円超——この給与水準は新卒では魅力的ですよね。しかし、30代以降は優秀なサラリーマンや起業家に抜かれがち。どうすればいい? 答えは資産運用です。
複利の魔法:医師の20代が鍵
アインシュタインが「複利は人類最大の発明」と称した(とされる)ように、複利の効果は医師の資産形成に最適。20代から投資を始めれば、時間の力で資産が雪だるま式に増えます。たとえば、年3%の利回りで毎月定額を投資して3000万を目指す場合:
期間 | 月投資額 | 資産額(税引き前、概算) |
---|---|---|
30年 | 5万円 | 約3000万円 |
15年 | 13万円 | 約3000万円 |
10年 | 21万円 | 約3000万円 |
かける期間が1/2、1/3となると、毎月の投資額は約2.6倍、約4倍とかなりの差となります。時間をかけると少ない投資額で大きな資産を築けます。医師は20代から高収入を得られるため、少額でも積立を始めれば大きな差に。具体的な筆者のポートフォリオや方法などは別記事で解説します。
私の実験:投資で非常勤医師へ
私は研修医時代から投資をスタート。経験や食事(好きな食事も楽しみながら健康に)にはお金を惜しまず、余剰資金を投資に。独身時代の積立が功を奏し、現在はマイクロ法人を活用して非常勤医師として働く自由を手にしました。投資は「Buy and Hold」が基本。税の繰延効果を活かし、売らずに長期運用することで、インフレに強い資産を築いています。
実験メモ:研修医時代、ideco・NISAを中心に定額での積立投資を開始。その甲斐あって現在は非常勤医師の不安定さをカバーできるように。忙しい子育て中の医師でも、スマホで証券口座を開設すればすぐ始められます!
医師におすすめの資産運用法
医師が資産運用を始めるなら、以下のステップを:
- 少額から積立:月1万円でもOK。インデックスファンドやETFで分散投資。
- 長期運用:売らずに「Buy and Hold」。税の繰延効果で資産を最大化。
- マイクロ法人活用:非常勤医師なら、マイクロ法人で税負担を軽減。
- 健康と両立:投資で時間的自由を確保し、筋トレや健康管理の時間を増やす。
おわりに:時は金なり、いますぐ投資を
インフレで医師の給料の実質価値が下がる中、20代からの資産運用が未来を変えます。複利の効果を活かし、少額から積立を始め、マイクロ法人で自由な働き方を。あなたの投資体験や質問は、コメントでシェアしてください!
参考文献:
厚生労働省:医師の働き方改革
日本証券業協会:複利の効果
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