はじめに:マイクロ法人設立を決意
医師として、マイクロ法人を活用した資産形成に挑戦中のDr.Crescentです。以前の記事(マイクロ法人設立を決めた理由)で触れたように、節税や資産運用の効率化を目指し、法人設立に踏み切りました。この記事では、法人設立ワンストップサービスを使った実体験を、試行錯誤の記録として共有します。業種や資本金の詳細は別記事で解説予定です。あなたもマイクロ法人設立を考えているなら、この「人生実験」の結果がヒントになるはず!
なぜワンストップサービスを選んだのか
本やネット、SNSでは、会計ソフト会社(例:freee)の無料法人設立サービスが推奨されています。「司法書士代無料!」と謳い、定款作成までサポートしてくれるのは魅力的。実際に、freeeのサービスで定款を作成してみましたが、電話勧誘が頻繁に来たり、結局自分で印刷・提出が必要だったりと、「無料には理由がある」を実感。家にプリンターがない私には、印刷コストや手間がネックでした。
そこで、法人設立ワンストップサービスを試してみることに。このサービスは、オンラインで法務局への申請を一括で行える政府提供のプラットフォーム。イケてるUIとは言い難いですが、AIに質問しながら進めれば、初心者でもなんとかなります!
実験メモ:AIに項目の意味を聞くと、専門知識がなくても理解しやすい。ただし、間違った選択をした部分もあり、設立後に訂正が必要でした。でも、「多少間違っても大丈夫!」という気持ちで挑むのがコツ。
ワンストップサービスの実際の流れ
法人設立には、役所への書類提出や手続きが複雑だと本に書かれています(例:おすすめの投資・法人本)。しかし、ワンストップサービスを使えば、ほとんどがオンラインで完結! 私の体験を以下にまとめます:
- 準備:Windows PCとマイナンバーカード対応のICカードリーダーが必要。どちらも開業準備費として経費計上しました(PCは10万円未満で減価償却不要)。
- オンライン申請:当初は会計ソフト会社の設立サービスを使用し、定款などを作成してました。しかし印刷しての提出が必要と言われたため、ワンストップサービスのサイトで設立を決意。定款や資本金などの項目もベースはUIが親切な会計ソフト会社のサイトである程度考えていたので比較的スムーズに入力。法人設立ワンストップサービス自体はUIは直感的ではないですが、選択肢を一つずつ確認し、AIに相談しながら進めました。2日程度で申請完了。
- 法務局訪問:ハンコ登録と登記事項証明書(2枚取得推奨)を取得。個人の印鑑証明や収入印紙が必要でしたが、現地で指摘されたらその足でコンビニで購入し、記載方法も丁寧に現地で教えてもらえました。
- 社会保険の手続き:法人設立ワンストップサービスで全ての手続きを終えた気になっていましたが、一週間程度経った後に連絡が。。。社会保険の新規適用届は別途提出が必要とのことでした。それも管轄の社会保険事務所で用紙をもらうことができ、そこに記載し窓口に提出するだけで済みました。
夏の暑い時期に設立したので、在宅でほぼ完結したのは本当に助かりました。法務局では司法書士らしき人と手続きに来ている人をちらほら見ましたが、マイクロ法人ならワンストップサービスで十分!
会計ソフトは必要? 私の選択
freeeのような会計ソフトは便利ですが、初期投資を抑えたかったので、しばらくはNumbersで複式簿記を管理。利益がどれくらい出るか未知数なので、経費を最小限に抑える戦略です。仕訳もシンプルなので、問題なし!
実践ポイント:初期は経費を抑え、会計ソフトなしで運用可能。複式簿記を学び、NumbersやExcelで十分対応できます。
メリットとデメリット:医師視点の評価
ワンストップサービスのメリットとデメリットを、医師として忙しい中での実体験から評価します:
メリット
- ほぼ在宅完結:法務局と社会保険事務所への1回ずつの訪問で済む。
- コストゼロ:司法書士代や印刷コストがかからない(PCとICカードリーダーは必要だが経費化可)。
- AI活用で初心者対応:専門知識がなくても、AIに質問しながら進められる。
デメリット
- UIの使いにくさ:選択肢が多く、初心者にはわかりづらい。
- 訂正の可能性:間違えた項目は後で修正が必要だが、致命的な問題にはならない。
- 別途提出:社会保険の適用届は別途必要。
医師として、健康管理と同じく、効率と実践性を重視する私には、ワンストップサービスの「手軽さ」が魅力でした。
おわりに:マイクロ法人設立の実験結果
法人設立ワンストップサービスは、マイクロ法人を始める医師や個人事業主にとって、時間とコストを節約できる素晴らしいツール。UIの改善余地はありますが、AIを活用すれば初心者でも十分対応可能です。「失敗しても大丈夫!」というマインドで挑めば、2日程度で法人設立が完了します。あなたもマイクロ法人で資産形成を始めてみませんか? 体験談や質問は、コメントでぜひ教えてください!
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