【4ヶ月経過報告】マイクロ法人で投資を始めてわかったリアルな運用実態

【4ヶ月経過報告】マイクロ法人で投資を始めてわかったリアルな運用実態 マイクロ法人と資産設計

マイクロ法人設立から4ヶ月:実践して感じたこと

マイクロ法人を設立してから4ヶ月が経過しました。きっかけは、橘玲氏の『貧乏はお金持ち』からのインスパイアと、社会保険料の節約効果でした。詳細は、「貧乏はお金持ち」から学ぶ、お金と自由の本質|マイクロ法人で実践する新しい資産設計でお話ししています。法人としての執筆活動の他にも、経理処理や法人税、会社法などについての学びを深めながら、試行錯誤を重ねています。これまでの期間医学のみを学んできていたため金融や簿記、会計、税務など日々新たな知識を学んでいくのが非常に有意義だと感じています

日々の臨床で伝えきれない「健康に資する運動・食事」の情報発信は引き続きnoteで継続中です。今後も、法人としての売上を伸ばしながら、教育・啓発活動を軸に展開していく予定です。

法人としての投資方針と会計処理

当法人では、長期保有目的で全世界株式の投資信託を2回に分けて購入しました。
勘定科目は「投資有価証券」、評価方法は法人税法に基づき取得原価法(原価法)を採用しています。

(引用)法人税法施行令第61条の3の2より
「売買目的外有価証券(売買目的有価証券以外の有価証券をいう。) 当該売買目的外有価証券を原価法(事業年度終了の時において有する有価証券(以下この号において「期末保有有価証券」という。)について、その時における帳簿価額(償還期限及び償還金額の定めのある有価証券にあつては、政令で定めるところにより当該帳簿価額と当該償還金額との差額のうち当該事業年度に配分すべき金額を加算し、又は減算した金額)をもつて当該期末保有有価証券のその時における評価額とする方法をいう。)により評価した金額」

この取り扱いについては、少し古いですが、国税庁 税務大学校研究論集でも明確に示されています。

項目内容
投資目的長期保有(売買目的外)
勘定科目投資有価証券
評価方法取得原価法(原価法)
購入銘柄全世界株式投資信託(eMAXIS Slim全世界株式)
購入回数2回(法人設立後・相場調整期)
今後の方針キャッシュ余裕時に定期購入。最終的に1500万円程度を目標。

市場タイミングよりも「Just Keep Buying」

1回目は証券口座を開いた直後に購入。2回目の買付時は米中摩擦報道で相場が動いたタイミングでしたが、結果的に大底では買えませんでした。
Just Keep Buying(淡々と買い続ける)」の精神がやはり大切だと痛感しました。

今後の展望:財務整理と青色申告

青色申告の詳細や決算書の作成過程については、別記事でまとめる予定です。
マイクロ法人に関しては社会保険料の節約以外に、今後の税制改正(金融所得課税の強化・分離課税の廃止・社会保険料の総合所得化など)に対応するバッファーとしての箱のイメージを持っています。そのために法人の資産を積み上げていく予定です。慣れるまでは、法人経理の透明性を確保しながら、「時間を買い戻すための仕組みづくり」を引き続き進めていきます。

まとめ

  • マイクロ法人設立から4ヶ月で、事業活動、投資と経理などのバックオフィス業務の両輪が回り始めた
  • 税務上は「売買目的外有価証券」として原価法で評価
  • 今後も余剰資金をコツコツと投資し、法人資産の積み上げを目指す
  • noteを中心に、健康・運動・食事の啓発活動も継続予定

この法人活動が、将来的に「健康活動の啓蒙により、CKDや心血管イベントを減らす」かつ「働く時間を減らし、自由な時間を増やす」ための基盤になることを目指しています。

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